二子玉川の高島屋で開催されている、ウルトラマン大作戦というイベントを見てまいりました。

ご存知の通り、僕のウルトラマンとその一族の着ぐるみにかける思いは並々ならぬものがありまして、当然このイベントも、まさかタダ券をもらったから行ったとかそういうことは決してございません。

いきなりエントランスで待ち構える、ウルトラ親子達。

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タマタカというハイソな場所に似つかわしくない、ゴム臭が辺りを覆い、併設の母の日フラワーショップの花々のエレガントな匂いが台無しになっていました。

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後頭部がバックリ空いてます。
本来ならばその筋の人にはお宝ショットなのでしょうが、残念ながら中身はマネキンです。
よく見るとお尻のヒレあたり、かなりゴムの劣化が目立ちます。
歴戦を物語るしるしなのでしょう。

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そしてやっぱりこの人ですよね。
骨盤あたりが妙にリアル。

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こういうアングルから撮れるのも、マネキンだからこそ。
撮影に熱中してたら、いつの間にか同伴していた妻が、他人のふりをして他の店に行ってました。

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しかし、これやっぱりマネキンなんかに着せとくのはもったいないから
実際に中に人が入って、こやってエントランスで日がなじっとしているというバイトにしたらいいのに。
そしたら何が何でもやりたいです。



前置きが長くなりましたが、いよいよ本会場に



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入口ではサスペンションな施しを受けたマンがお出迎え。

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入場していきなり、またしてもマネキンが中の人のセブンです。
脚が細くてセブンらしくないです。
そしてポーズが微妙。何かスーダラ節でも始めるのかのようです。

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これはマニアの間では有名ですが、当初ウルトラマンは、半分中の人の素顔を見せるという構想があって、その名残で初期のウルトラマンはこんなアバタ顔をしてたんですね。
今現在通常ウルトラマンと言って出てくるタイプはあれはCタイプといいます。

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おっと!手元が狂ってアングルがずれてしまった!

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本日妻一押しのショット。
まっすぐで一本気な性格が、よく出ている一枚です。

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なんだか大怪獣サロンに来ている気分になってきました。


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これは、横から撮るとウルトラ戦士と一緒に空を飛んでいるように見えるという撮影コーナーですが、もうどう見ても、僕にはサスペンションのパフォーマンスの最中にしか思えません。考えすぎでしょうか?


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さらにはゼンタイウーマンな皆さんもいらっしゃいました。

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シメは生のウルトラマンティガとツーショット。
本来お子様向けの企画のはずですが、恥も外聞もなく、しかもわざわざ一人ずつツーショットをに収まる中年夫婦。
後ろで子供が順番待っているというのに。

でもティガはちゃんとこんなおっさんにも握手してくれました。
さすが正義の味方。
しかしその手は大変温かかったです。

こうして日がな延々とウルトラマンを着ながら写真に収まるなんて、なんて羨ましい人なんでしょう。



あ、中の人などいない!


というわけで、「ウルトラマン大作戦」と銘打つからには、どんなストラテジーを組み立てて入場に臨めばいいのだろうと戦々恐々として中に入ったのですが、実際には着ぐるみや当時の撮影用衣装などの展示が中心の、割とまったりとした内容でした。

でもモノホンの警備隊の衣装とか、結構マニアにはたまらんかも。

5/6まで開催されているそうですよ。