春うららかな昼下がり

自転車に乗って駆け抜ける女子高生

風になびく、短いスカート



ああ、もしも生まれ変わるなら

あの自転車のサドルになりたい。

なびくスカートに包まれている

幸せなあのサドルになりたい。



そして

自分だけが独り占めできるあのお尻を

ずっと受け止めていたい


朝シャンの後は、しめった石鹸の香りがし

部活の後は、汗まみれの匂いがし

冬はかさかさ

梅雨時はジメジメ

季節の移り変わりと

彼女の心の機微を

日々お尻で感じ取っていきたい。



駅前に放置されたままになっても

雨の日に、屋外にふきっさらしにされても、

真夜中、ヨッパライに蹴飛ばされても

それでも頑張れるのは

彼女が僕に座ってくれるからなのだ




ダイクマで、僕の隣に陳列されて、仲良くなっていたママチャリのユースケは

うら寂しそうなオヤジに買われていった。

僕は、ほんと運がよかった。




誰に買われるかで、天国と地獄

これも運命、これも人生

いや、サドル生


そんなセリフを

サドルになって吐いてみたい。

Sラムソ：さーって、そこに仰向けになって。

男：な、なにするんだよっ！

Sラムソ：ふふっ、顔に座ってあ・げ・るー。

男：ば、ばか！、や、やめろー。

Sラムソ：なんでー、ほんとはしてもらいたいクセに

男：いや･･･、その･･･、マスクを脱いでからにしてくれないか･･･

Sラムソ：何言ってるのっ！、着ぐるみ劇なのにそんなことできるわけないでしょっ!!

男：え、いや･･･、でも、そのまま乗ったらマスクが破損しそうだから･･･

Sラムソ：あ、そっか。それもそうね、じゃ、失礼しマース。


　♪大きな尻を　眺めたーら
　白い液が　飛んでいた

　今日は　切ない～
　今日は　切ない～
　早漏らしー

　(ポンポンポン)

※サザエさんの次週予告の後のじゃんけんにこれで4連敗で、ヤケクソになってます。

これ、マジっすか？...

見たかった...

（つーか、相手役の男性、めちゃうらやましい）