i6h387sc.JPGいつもの様に渋谷に散歩に出かけ、いつものコースを歩いていたら、スペイン坂を上ったところにあるゲーセンに、ポスペのモモ太とコモ太(なんか知らぬ間に一杯キャラ増えてるのね。違いがよくわからん)の着ぐるみがウロチョロしてるのを見かけました。

しかしいつもこういう着ぐるみを見て思う。ああ、あの中に入れたらどんなに嬉しいだろうと。

あんな分厚いボアに身体を包まれたら、中はきっと物凄く暑いんだろうなァ。頭も覗き穴が小さいから、見辛そうだし、きっと息苦しくてしょうがないんだろう。ああ、あの中に入らされて、皆が寄って来て、よってたかって写真撮られて、子供に頭をポンと叩かれれば、頭の中に衝撃音が響いて、控え室に戻った時にはもうクタクタだけど、筆舌に尽くしがたい充実感が体全体を覆う。

それなのにああ、あなたたちは僕のすぐ近くにいるのに、手の届くところにいるのに、僕はその中に入ることが出来ない。あなたがたはアルバイトか、会社の営業の方か知らないか、望んでか望まざるか存じ上げないがその中に入れている。近くて遠い壁がある。ああ、なんて羨ましいんだろう。

もどかしさというかやりきれなさというか、息が詰まる様なせつなさを感じながら、彼らが控え室に入っていくのを見送った。